-FAQ-
アトピー性皮膚炎で悩んでいます。
スプレータイプのビタミンDを摂り、カゼイン・グルテンを控える食事療法をしています。
ビタミンDを摂り始めてから皮膚がターンオーバーしたような感じでボロボロし、痒みも少し出てきました。
これは好転反応でしょうか?
アトピー性皮膚炎とのこと、ご相談ありがとうございます。
ビタミンDの摂取を始めてから皮膚がボロボロと剥けるようになったり、痒みが出てきたとのことですね。
ご質問の「好転反応かどうか」という点についてです。
■ 考えられる可能性
1. 好転反応(リバウンド)
ビタミンDが免疫調整に関与しているため、以下のようなケースで一時的に症状が変化することがあります:
- ・免疫のバランスが整い始め、炎症性サイトカインの動きが変わる
- ・皮膚の代謝が促進され、古い角質が排出される(ターンオーバーが進む)
これは「一時的な悪化」として現れることがあり、特に栄養療法初期にはみられることもあります。
ただし、「好転反応」と断定するには注意が必要だと思います。
2. ビタミンDの量が多すぎる(過敏反応)
高用量で摂っている場合、まれに以下のような影響が考えられます:
(ビタミンDはこれらの栄養素と密接に関係しています)
症状の期間を観察しましょう。
→ 1〜2週間で落ち着いてくるようであれば好転反応の可能性もあります。
長引く・悪化する場合は主治医にご相談下さいね。
食事療法はグルテンフリー、カゼインフリーはご継続ください。