-FAQ-
母乳は母親の血液から作られると思いますが、小麦や卵などを食べた場合、母乳にも影響があるのでしょうか?
また、鰹節などの魚の出汁や肉系のボーンブロススープはアミノ酸に分解されていると思いますが、この場合にも母乳に影響する可能性はありますか?
離乳食として子どもにスープを飲ませることについてはどう思いますか?
とても興味深いご質問です。
私も調べてみました。
おっしゃる通り、母乳は基本的に母親の血液から作られます。
食べたものの影響が母乳に出るかどうかは成分によりますが、小麦や卵などの食品成分が母乳に影響を与えることは可能性としてあるようです。
母乳に影響を与える可能性があるもの
- 1. 食物アレルゲン
・小麦や卵、乳製品などのアレルゲンは、母乳に移行する可能性があります。
・乳児がアレルギー体質の場合、母親の食事によって母乳を通じてアレルギー症状(湿疹、下痢、血便など)が出ることがあります。
・ただし、全ての赤ちゃんに影響が出るわけではなく、体質によります。 - 2. カフェインやアルコール
・カフェイン(コーヒー・紅茶・チョコレートなど)やアルコールも母乳に移行し、赤ちゃんの睡眠や機嫌に影響することがあります。 - 3. 香辛料や刺激物
・唐辛子やニンニクなどの強い風味が母乳の味を変え、赤ちゃんが嫌がることもあります。
📍影響を確認する方法
もし赤ちゃんが母乳を飲んだ後に湿疹や下痢、機嫌の悪化などの症状が出る場合、食事との関連を疑い、しばらく特定の食品を避けてみるのも一つの方法です。特にアレルギー体質がある赤ちゃんの場合、母親が除去食を試すこともありますが、必要以上に制限すると母親の栄養バランスが崩れるので、医師や栄養士と相談しながら進めるのが安心だと思います。
また、鰹節やボーンブロススープのような タンパク質がアミノ酸まで分解されている食品 は、母乳に影響を与える可能性は 非常に低い です。
なぜ影響が少ないのかと言いますと、
食べた タンパク質(魚や肉) は 消化されてアミノ酸に分解 されます。
そのアミノ酸を使って、母体は自身の体のタンパク質を再合成します。
母乳に移行するのは基本的に 母体の血液に含まれる栄養素 なので、特定の食材の影響は出にくくなります。
離乳食として 魚の出汁やボーンブロススープ を飲ませるのは とても良い選択ではないかと思います。
ボーンブロススープや出汁のメリット
- 1. アミノ酸やミネラルが豊富
・消化吸収しやすい形で タンパク質(アミノ酸)やコラーゲン、カルシウム、マグネシウム などが摂取できる。
・離乳食期の赤ちゃんにとって、消化の負担が少なく栄養価が高い。 - 2. 味覚を育てる
・鰹節や昆布の出汁、肉や骨から出る旨味(グルタミン酸・イノシン酸)は 「おいしい」と感じる感覚(味覚)を発達させる。
・塩分を加えなくても うま味が強いので満足感がある。 - 3. 消化に優しい
・野菜や穀類を煮込むことで 胃腸にやさしく、負担が少ない。
・おかゆに混ぜたり、野菜ペーストと合わせると 飲み込みやすい。
などのメリットがあると思います。
ただし、赤ちゃん用に少し工夫は必要です。
- ・塩分や添加物なしで
- ・大人用のスープ(市販のスープや濃い味のもの)は塩分が多すぎるので 手作りがベストです。 昆布・鰹節・煮干し・骨付き肉・野菜 だけで作ると安心。
- ・アレルギーに注意
煮干し出汁や鶏ガラ・豚骨などのボーンブロス は、稀にアレルギーが出ることもあるので、最初は 少量ずつ試す。
甲殻類(エビ・カニ)で取った出汁は、アレルギーのリスクがあるので避ける方が無難です。