-FAQ-
40代後半の男性、BMI約28、デスクワークで座っている時間が長いです。
足に血栓ができて広い範囲で皮膚が壊死しましたが、現在はワルファリンを服用して徐々に回復しています。
ビタミンK摂取を控えるように言われ、納豆はNGです。
ですが、ワルファリンには血栓を溶かす効果がないと聞き、自力での努力が必要だと考えました。
日本キナーゼはワルファリン服用中も使えるのでしょうか?
もし控えた方が良い場合、血栓を溶かす他の方法や注意点はありますか?
日本キナーゼで使用しているナットウキナーゼは、ビタミンK2は化学的に除去しています。
ナットウキナーゼもルンブロキナーゼも共にフィブリン存在下でのみ活性を発揮し、フィブリンに直接作用し作用を活性化する点が学術的に証明されています
「血栓ができてワルファリンを服用中」という状況では、慎重な判断が求められますが、実際には栄養療法実践医の管理の元で併用してくださっている患者様もいらっしゃいます。
📍ワルファリン服用中に「日本キナーゼ」は使えるか?
→ 慎重にすべきですが、併用「完全NG」とは限りません。
日本キナーゼ(ナットウキナーゼ含む)には、血栓の主成分である「フィブリン」を分解する酵素活性(線溶系の促進作用)があります。
一方で、納豆がNGなのは「ビタミンK2」がワルファリンの作用を弱めるためです。
日本キナーゼは、ビタミンK除去済み(=発酵残渣を取り除いた精製タイプ)ですので、医師と相談のうえ使用できる場合もあります。
ポイント: 「日本キナーゼ=納豆」とは違います。
重要なのは ビタミンKの含有有無 です。
→ 結論: 医師に「日本キナーゼにビタミンKが含まれていないことを伝えたうえ」で使用可否を相談しましょう。
すでにできた血栓を溶かすには、体の自然な線溶系を高めることが鍵です。
サプリだけでなく、運動・栄養・水分・睡眠も総合的に見直しましょう。
ストレス過多や睡眠不足も血栓リスクを高めます。
睡眠中は自然な線溶系の活動時間でもあるため、睡眠の質は超重要です。