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よくあるご質問

-FAQ-

35歳です。
2日前から不正出血(無排卵の生理)が続いており、量は少なく4日目程度の赤〜茶褐色です。
腸活を半年続けて体調は良好でしたが、3月初めに不正出血があり婦人科で無排卵の生理と診断されました。
その後、乳酸菌生産物質(短鎖脂肪酸)の液体をフェムケアとして始めたら一ヶ月間は不正出血がなく、生理も順調でした。
ただ、液体が4日前に終わり、2日後に再び不正出血が始まりました。
短鎖脂肪酸の抗炎症作用が効いていたのか根本は分からず、第二子も希望しているので栄養の観点からアドバイスをお願いします。
オーソモレキュラー栄養療法は受診したことがありませんが、先月受診した婦人科が取り入れています。
サプリは玄米酵素のハイゲンキ・スピルリナを半年飲んでいます。
第一子は3年前に自然妊娠で、妊娠中の貧血はありませんでした。
よろしくお願いします。

お身体の状況を詳しく教えてくださり、ご質問ありがとうございます。

受診された婦人科で栄養療法を取り入れているとのこと。
ぜひ一度栄養解析をお受けになり、ご自身の今の栄養代謝の状態を確認しておくと良いです。

どんなに食事でバランスをとるようにしても、細胞分子レベルでは最適代謝に持ち込めない栄養素がいくつかあることは明白の事実です。

また、昨今は現代人の忙しさもあり、精製された糖質の摂取は意識しないと過剰になりやすく、血糖の乱高下が起こりやすいです。
加えてストレスや炎症があると、より一層栄養の消耗量が上がってしまいます。

なぜ栄養が足りなくなってきているのか、根本的解決になるのか、という事
とても良い視点だと思いました。

妊活においての栄養素の補充は、受精する前の卵子の状態万全に保つことから必要です。

卵子はとてもデリケートで、血糖コントロールによる酸化ストレスにとても弱いです。

産まれてくるお子様の発育、知能にもママの栄養摂取の状態が関わります。

交感神経が上がる原因はストレス、炎症、感染などがある時も上がりますが、血糖変動、低栄養、ホルモンのアンバランス、腸内環境(カンジダやカビ毒)でも起こります。

この状態は卵子を劣化させますし、妊娠にはとても不利です。

こういう状態を見極めるためにも、栄養解析をお勧めしたいです。

不正出血や無排卵については、婦人科の医師にご相談ください。

今起きていることの仮説を立ててみました。

  • 1. もともとストレス・副腎疲労ぎみ(交感神経優位)+忙しさによる栄養消耗
  • 2. 3月の不正出血はそのサイン
  • 3. 短鎖脂肪酸のフェムケアで一時的に腸〜自律神経が整い、正常排卵
  • 4. その補助が切れたことで、根本の課題が再浮上(不正出血再発)

こんなことが考えられるのかな?と思いました。