NUTRIZE

久米からのメッセージ

-MESSAGE-

ドクターと栄養療法、
ドクターサプリメントに
全力で取り組んだ17年間。
そして今。

私は株式会社MSSの創業に参画し、長らくCEOとして“ドクターによる臨床栄養医学”=「栄養療法」に関わり、MSS社のみならずこの業界全体の成長を牽引してきた自負があります。思えば、創業当時、20年近く前の我が国では栄養療法やドクターサプリメント(メディカルサプリメント)の市民権すらない中でのスタートでしたが、勇気あるパイオニアドクター達の臨床成果の地道な積み上げが「分子栄養学」「オーソモレキュラー」「機能性医学」として共有され、年を追うごとに、栄養を日常診療に取り入れられるドクターが着実に増えていきました。

得意先医療機関が3600施設を超えた2021年6月、任期満了に伴いMSS社を退任。

その後1年間、これまでの世界を離れ、栄養の世界とは関係のない多くの人と会いました。そこで感じたのは、栄養療法の内側と外側では熱量が全く違うことです。つまり、当事者であったわたしたち以外の大多数の日本人には栄養によるメリットがまだまだ理解されておらず、その成果の共有は栄養療法のごく限られた一部分である「糖質制限」がかろうじてようやく市民権を得つつある、といえばおわかりいただけると思います。栄養療法は長らく閉じられた空間で、かつ多くの場合プロフェッショナルの間で語られてきた経緯があるので確かにやむを得ない部分があるのも事実です。

この現実を前にして、Apple社の創業者Steve Jobsが、初代Macで謳った”The computer for the rest of us.”というフレーズが頭をよぎりました。ここには「自分たち(大企業と一部のマニア)の占有物だったコンピュータを自分たち以外の誰も(the rest of us)が使えるものにしたい」というJobsの強烈なメッセージが込められています。

そのメッセージと共に浮かんだのが、私の十数年来の公私にわたる親友であり、勤務医にもかかわらず日本屈指のドクターサプリメントの実績と独自のサプリメンテーションスキルにより”the rest of us”から圧倒的な支持を受ける富所潤医師。彼との再会で、私は創業を決意しました。

そんなわたしたちのもとに、栄養療法の草創期からこの業界を支えてきた仲間たちが参集し、2022年9月、ニュートライズは誕生し、新たな航海に出発しました。

To Doctor, For Patients.
And For “the rest of us”.
ドクターとその先の患者さま、
そして栄養療法のまだ外にいる皆さまのために。

私はビジネスパーソンとして、また我が国の将来を少々憂える者として「ここ30年におよぶ日本の国力減衰は日本人の栄養状態の悪化と相関しているのではないか」という疑問を強く持っていました。思えばこの疑問への解を出すことが前職のモチベーションであったことは確かで、そのモチベーションは今でも変わりません。栄養療法が誰もが理解とアクセス可能なものになって初めて、我が国が再び夜明けを迎えると確信しています。わたしたちニュートライズもその末席を担い、微力ながらも日本人の健康人口の増加と新たな発展・成長に寄与できる会社になることを心から願っています。

株式会社ニュートライズ代表取締役社長久米 毅

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