-FAQ-
不妊で悩んでいる場合、胚の発育目的で葉酸サプリは目安としてどれくらい摂った方が良いですか?他に摂取した方が良いサプリはありますか?
不妊治療における葉酸の摂取量についてですが、厚生労働省は妊活中から妊娠初期までの女性に、食品から240μg/日に加えて400μgをサプリメントで摂取することを推奨しています。代表的な葉酸サプリメントであるエレビットは800μgを推奨しています。これは、日本人に葉酸代謝の遺伝子多型が多く、利用効率が悪いため、水溶性であることから過剰摂取よりも不足のリスクが大きいからです。 ニュートライズのビタミンBを1日3粒摂取すると、葉酸は750μg摂取できます。これで厚生労働省の推奨量をクリアできますね。 食品からの葉酸の利用効率もあまり良くないため、過剰摂取よりも不足にならないようにすることが現実的な対応だと思います。葉酸は、妊娠に気がつくか気がつかないかの初期、妊娠2週目から6週目くらいの超初期に脳や脊髄の元になる神経管を作るために必要とされています。そのため、赤ちゃんが欲しいと思った時点から摂取を始めることが重要です。 不妊治療クリニックに来る方の中には、アルコールやカフェインは妊娠が確認されてからやめれば良いと思っている方がいらっしゃいますが、消耗量を減らすためにもこれらを早めに止めることが大事です。 ニュートライズのビタミンBやビタミーナにも葉酸が配合されているので、妊活前から服用されている方は不足の心配はないと思います。不妊治療クリニックにいらっしゃる方にお勧めするのは、ミトコンドリア機能を引き上げるために食事からの十分な供給が難しい栄養素です。 卵子にはミトコンドリアが豊富ですから、卵子の質を向上させるために以下のサプリメントを摂取することをお勧めします。
- ビタミンD
- ビタミンB
- ヘム鉄
- 亜鉛
- ビタミンC