お子様の困った問題に関しましては、実は栄養トラブルと深く関わっていることが多いです。
しかし、代謝の個人差や食習慣を含めた生活習慣が大きく関わってくるため、自己判断でのサプリメントの補充だけでは改善がなかなか進まないケースも散見されます。

栄養トラブルには、栄養不足の問題と、日常的に取りすぎていて悪影響を及ぼしているものがあります。
悪影響に関しては、小麦や乳製品、砂糖が代表的です。

最近は、ある医師の本を読んで、ビタミンBや鉄などの安価な海外輸入サプリを飲ませているケースがありますが、改善効果がないばかりか、余計に調子が悪くなっているお子様もいらっしゃいます。
そのため、自己判断が怖くなり、受診される方も増えています。

就学前のWISCで問題ないとのことですので、専門家の指導のもと、お子様の代謝に合った食事と適切なサプリメントの補充で良くなる可能性は大いにあります。
私の臨床の経験からすると、医療支援をきちんと受けて治療に踏み出したお子様方は、改善スピードが早く、目覚ましい効果が出ている方も少なくありません。