-FAQ-
50代女性、ビタミンBと鉄を摂取中です。
最近、尿の色が黄色の時と無色に近い時があります。
先日「尿の色が無色に近くなれば水分が足りている」と聞きましたが、熱中症にならないようにするために、尿の色は基準になるのでしょうか。
ビタミンBやビタミンCのサプリメントを摂取していない場合、通常の尿の色は薄い黄色です。
これは、尿中に含まれる「ウロビリン」という物質によるものです。
脱水状態では、腎臓が水分を保持するために尿が濃くなり、ウロビリンの濃度が高くなるため、尿の色が濃くなります。
一方、ビタミンBサプリメントを摂取している場合、尿の色がビタミンB2の影響で黄色くなることがあります。
そのため、無色に近い尿が出た場合は、水分が足りているかどうかの判断ではなく、ビタミンBの摂取量が足りていない可能性も考えられます。
ビタミンBを摂取している場合は、尿の色が常に黄色であることが代謝が正常に行われている目安です。
熱中症対策としても、こまめに水分補給を行い、食事からタンパク質やビタミンBをしっかり摂取することが重要です。