NUTRIZE

よくあるご質問

-FAQ-

簡易的な遅延型フードアレルギー検査では卵、鶏肉、小麦、乳製品、レタスが陽性で腸ガンジタも陽性でした。
① 今、ビタミーナとリキッドタイプのビタミンDとLグルタミンと消化酵素を摂っています。
色々調べるとビタミンB・亜鉛・鉄なども重要かもと思いますが、今は膨満感と水分がいつまでも胃や腸でとどまり、長時間チャポチャポしている為、水分が思うように取れていません。
胃や腸を整えるために摂取した方が良いニュートライズのサプリがあれば教えて頂きたいです。
またオススメのサプリを含めて、優先順位がわかれば嬉しいです。

② 自宅にて水素吸引をしております。
例えばですが、症状がシーボであった場合、調べると水素ガスが過剰に発生している可能性があると出てきます。
水素吸引は活性酸素を取り除くので別物と思っていたのですが、こちらも控えた方が良いのでしょうか?

以前に、重度の副腎疲労の状態と伺いました。

胃腸にも負担が強く出ているようですので、焦らず「回復できる環境づくり」を優先していきましょう🌱

 

🩺① 胃腸を整えるための栄養サポートと優先順位

現状のサプリ(ビタミーナ・ビタミンDリキッドスプレー・L-グルタミン・消化酵素)はとても良い基盤です。

 

そこに加えると良い可能性があるものを「優先順位つき」でご説明します。

 

🌿第1優先:腸粘膜の修復と消化力の回復

 

  • ・L-グルタミン(継続):腸のエネルギー源。食後の膨満が強い時は、少量をこまめに(例:1〜2gを2〜3回)
  • ・消化酵素(継続):食後にチャポチャポするなら、膵酵素タイプで脂質分解酵素(リパーゼ)を含むものを。

 

胃酸が少ない場合はベタインHClを少量含むタイプも検討。

※ただし、胃痛や灼熱感がある場合はHCl入りは避けます。

 

粘膜再生・免疫バランス

 

  • ・亜鉛:腸の修復と副腎サポートに不可欠。
  • ・ビタミンDリキッドスプレー:継続
  • ビタミンA
    グルタミン、亜鉛、ビタミンA、ビタミンDは丈夫な腸管バリア機能の産生のために必須です。
  • ビタミンC:副腎・腸粘膜・抗酸化の三役。
    ビタミーナでOKです。

 

🌿第2優先:腸内環境のリセット

 

  • ・抗カンジダ対策:
    カプリル酸やオレガノオイル、ベルベリンなどの植物性抗真菌成分。
  • ・ただし、今の段階では腸が弱いので、刺激の少ないカプリル酸から始めるのが安全と思われます。
  • ・プロバイオティクス:
    強い製剤は一時的にガスや膨満を悪化させるため、カンジダを抑える効果のあるサッカロミセスブラウティなどの菌種を配合しているものや、乳酸菌生産物質(バイオジェニックス系)を少量から試すのがおすすめです。

 

SIBO対策の治療やカンジダ除菌に関しては自己判断で難しいです。

栄養療法専門医の指導の元で行うことを強くお勧めいたします。

オンライン診療などもご検討ください。

 

🌿第3優先:副腎サポート

 

  • ・マグネシウム(グリシン酸塩 or クエン酸塩):筋肉の緊張緩和と副腎の回復に。
  • ・水分停滞があるため、経皮吸収(マグネシウムオイルや入浴液)を優先。

 

エネルギー産生の大元でミトコンドリア機能をあげるためには、ビタミンB群、ヘム鉄の摂取も重要です。

 

💧② 水素吸引とSIBO(シーボ)の関係

とてもよいご質問です。

SIBO(小腸内細菌過剰増殖症)の一部には「水素ガス型SIBO」があります。

 

この場合、腸内細菌が糖質などを分解して過剰な水素ガスを発生させ、ガス・膨満・便通異常を引き起こします。

 

一方で、水素吸入(水素ガス吸引)は体内に取り入れた水素が活性酸素(ヒドロキシラジカルなど)を中和するもの。

この反応は腸内発酵とは別経路です。

 

💡つまり:

 

  • ・水素吸入で腸内水素ガスが増えることはありません。
  • ・ただし、腸内ガスのトラップ感(お腹の張り)が強い時期は、一時的に体感として違和感を感じる方もいます。
     →その場合は吸引時間を短く(10分程度)して様子を見るのが安全です。

 

副腎疲労期は酸化ストレスも高く、水素吸入は抗酸化の穏やかなサポートになります。

体調を見ながら「心地よく感じる範囲」で継続して大丈夫です。

 

ニュートライズ製品の中は、現在のところ腸内環境改善のためにアプローチできる製品がまだ少ないです。

 

基礎栄養としてのニュートライズの製品でのお勧めは:

 

  • ビタミンB
  • ヘム鉄
  • 亜鉛
  • ビタミーナ
  • ビタミンDリキッドスプレー、もしくはオリーブD

 

食間にエナジーブースターをお勧めいたします。