-FAQ-
病院で管理栄養士をしている者です。
急性期の循環器の患者さんで、経管栄養の栄養量を増やしていきたいとき、頻脈(または徐脈)があったり、呼吸数が早かったりする場合、それらは気にするべき症状でしょうか?
質問があっさりしているかもしれませんが、答えられる範囲でお答えいただけると幸いです。
病院で管理栄養士としてご活躍されているのですね、お疲れさまです。
ご質問ありがとうございます。
急性期の循環器患者さんで経管栄養の栄養量を増やす際、頻脈や徐脈、呼吸数の変化はとても重要なサインとなることがあります。
これは、心臓や呼吸器系の状態が栄養管理や血液循環に影響を与えている可能性があるためです。
具体的には、頻脈は心臓に負担がかかっている状態や代謝亢進を示していることがあります。
一方、徐脈や呼吸数の増加も、心臓や呼吸器の負担増、酸素供給不足の兆候かもしれません。
栄養量を増やす際は、これらのバイタルサインの変化に注意を払いながら、過剰な負荷を避けることが肝要です。
特に、急激な変化や持続的な異常が見られる場合は、循環器や呼吸器の状態を慎重に見極める必要があります。
この情報は、最新の臨床経験と心臓疾患のメカニズムに基づく一般的な考え方です。
詳細な状況や特定の患者さんについては、かかりつけの医師や循環器の専門医とも連携しながら判断されることをおすすめします。
管理栄養士としてできること(実践的なポイント)
- 1. バイタル変化の記録とモニタリング
栄養投与量を増やすときは、24〜48時間以内にバイタルが変化しないかを確認し、チームに共有する。 - 2. 再栄養症候群のリスク評価
低栄養・絶食が長い患者さんでは、リン・マグネシウム・カリウムを必ずチェック。 - 3. 多職種連携
頻脈・呼吸数の増加が見られた場合には、医師・看護師・薬剤師と連携して原因の精査を促す。
必要があれば、栄養量の増量ペースを調整したり、一時的にストップして評価をすることも、患者さんにとっては大切です。