-FAQ-
21歳の息子ですが、10月から喉の赤みがずっと続いています。
病院で血液検査・CT検査・分泌物検査をしましたが、多少の炎症反応と白血球の増加はあるものの、特に異常なしと言われました。
しかし、辛いもの・アルコール・うがい薬が喉にしみるようで、非常に困っています。
喉の炎症に良いサプリを飲ませようと思っていますが、どのサプリが適しているか、また適量はどのくらいか教えていただけますか?
息子さんの喉の炎症が長引いているとのことで、ご心配ですね。
サプリメントを試すのは一つの方法ですが、まずは生活習慣の見直しや医師の指導を受けながら慎重に進めましょう。
白血球多めで炎症反応はあるとの事。
花粉症も気になる季節になってきました。
喉の炎症、早く鎮めたいですね。
本来であれば、栄養療法クリニックで血液検査をしてもらい、医師に不足栄養素の量を見極めてもらって処方してもらうのが一番安心ですよ。
一般的に喉の粘膜を保護し、炎症を抑えるのに役立つ可能性がある栄養素をあげておきます。
- 1. ビタミンC
(1,000mg/日程度)
抗酸化作用があり、粘膜の修復や免疫力向上に役立ちます。ビタミーナお勧めです。 - 2. ビタミンA(5,000IU/日以内)
粘膜の健康維持に重要です。
緑黄色野菜のβカロテン(野菜由来)などしっかりとるようにしましょう。 - 3. 亜鉛(15〜30mg/日)
粘膜の修復を助け、免疫をサポート。
ニュートライズ亜鉛お勧めです。 - 4.ビタミンD
骨の代謝はもとより、免疫調整にも働く大事な栄養素です。
日本人はほぼサプリで濃度を上げていない限り、欠損していると思われます。
粘膜上の抗菌蛋白分泌の鍵となりますので、必ず摂取して下さい。
リキッドビタミンDスプレーを毎日必ずとるようにしましょう。 - 5.ω3脂肪酸
お魚の油は炎症を抑制する効果があります。
📍サプリ以外の注意点
- ・刺激物の回避
辛いもの、アルコール、過度なうがい薬は避ける。 - ・加湿と水分補給
乾燥は炎症を悪化させるため、加湿器を使い、こまめに水を取る。 - ・漢方薬も選択肢
例:桔梗湯、麦門冬湯など - ・鼻うがい
サイナスリンスなどお勧めです。
鼻うがいは寝る前は避けましょう。
鼻腔に溜まった水が抜けないうちに横になると中耳に流れて炎症を起こすことがあるからです。
私も鼻うがいはこの季節、毎日の日課です。鼻腔がツーンとする刺激がないのでサイナスリンスお勧めです。
根本的な原因(アレルギー・胃酸逆流・慢性上咽頭炎など)の可能性も考慮し、引き続き医師と相談しながら様子を見るのが大切です。
お大事になさってください。