-FAQ-
中学1年生の子供(身長171cm、体重60kg)がビタミーナを一日に8~12本摂取しても問題ないでしょうか。
硬式野球クラブチームに所属しており、2リットルの水筒にビタミーナを4本溶かし水分補給しています。
8時~17時まで炎天下で活動し、汗を大量にかくため、水筒の中身が無くなったら新たにビタミーナを水で溶かし、多い時はトータル6リットル以上飲む場合があります。
ビタミーナのパックには「一日1~3本を目安にお飲みください。」やビオチンの摂取目安量についての記載があるので気になり質問いたしました。
逆に2リットルの水筒に溶かすのであれば本数を増やした方がよい等ありましたらご教示いただけますと幸甚です。
その他、朝・昼・夕食後にはビタミンB、ヘム鉄・亜鉛を飲み、練習前後にプロテイン、練習開始直前、昼食休憩時、練習後にはエナジーブースターも摂取しています。
ビタミーナの摂取量ですが、1日の摂取目安は1〜3本となっていますね。
この季節の屋外でのお仕事や運動での消耗を考えると、熱中症対策のためにも水分補給と共に多めに取りたいとお考えになると思います。
ですが、1日8本から12本というのはいささか多すぎではないかと思います。
健康を損ねてはいけないので推奨はできません。
2リットルのお水に4本溶かして、それ以外に別の水筒にお水だけ用意するのが良いのではないかと思います。
ニュートライズ製品は、人試験をして効果を実証しているものが基本となりますが、さすがに1日にそれだけの高容量で服用した場合の安全性を保証するようなデータはないです。
ビタミーナに多く含まれているビタミンCは多く取りすぎると、お腹のガスが増えたり、お腹が緩くなることがあります。
また、一度にビタミンCをたくさん摂ると、その吸収効率は落ちることがわかっています。
ビタミンB群の一つであるビオチンには、耐用上限(UL: Tolerable Upper Intake Level)が定められていませんが、一部のサプリメントや健康製品には用量の上限に関する記載がされていることがあります。
これは以下の理由からです。
- 安全性の確保
ビオチンは水溶性ビタミンであり、過剰摂取しても通常は尿から排泄されるため、耐用上限が設定されていません。
しかし、非常に高用量の摂取が続くと、臨床試験でのデータが不足しているため、製品によっては安全性を考慮して使用量の目安が示されていることがあります。 - 他の栄養素や薬剤との相互作用
高用量のビオチンが他の栄養素や薬剤に影響を与える可能性があります。
例えば、高用量のビオチンは血液検査の結果に影響を与えることがあり、誤診につながる可能性があります。
このため、過剰な摂取を避けるよう注意が促されることがあります。 - 製品の品質と規制
一部の製品では、規制機関のガイドラインや製造元のポリシーに基づいて、摂取量の上限を記載することが求められています。
これにより、消費者が安全に製品を使用できるように配慮されています。
ビオチンの耐用上限が記載されている製品があるのは、主に安全性の確保と消費者の安心を目的としたものであり、過剰摂取のリスクを低減するためのガイドラインとして提供されています。