-FAQ-
10歳の息子について相談です。
猫アレルギーの症状があり、小児科で血液検査をしました。
ネコ、ダニ、ハウスダスト、スギ、ヒノキ、イヌが特に高く、非特異IgEは3441と高値でした。
栄養療法の観点から、アレルギー体質を改善できることがあれば教えてください。
お子さんは非特異的IgEがかなり高く、猫・ダニ・ハウスダスト・スギなど幅広く反応しているとのことですね。
小児のアレルギー体質は、成長とともに落ち着いてくることも多いのですが、「腸管バリア(腸の粘膜)」が弱っていると、アレルギー反応が強く出やすいことが分かっています。
栄養療法の観点から体質改善を図りたいとの事、着眼点がとても素晴らしいですね。
アレルギーは遺伝的な要素もありますが、「腸の状態」や「栄養状態」を整えることで反応が落ち着きやすい体質に近づけることができます。
特に
✔ 腸管バリアの回復
腸は免疫の70%以上を担います。
腸の粘膜が荒れていると、不要な物質が体内に入り、IgEが上がりやすくなります。
特に
- • 乳製品・小麦・砂糖のとりすぎ
- • 抗生剤の使用歴
- • 感染症の繰り返し
はバリアが弱くなりやすいです。
✔ 粘膜の材料をしっかり入れる
✔ ビタミンDの適正化
ビタミンDリキッドスプレーをご利用ください。
✔ 炎症を抑える食習慣
魚の摂取、ω3脂肪酸の摂取
がポイントになります。
お子さんの成長とともに良くなる可能性も十分ありますので、無理のない範囲で腸を整えるサポートをしていきましょう。
