-FAQ-
娘が過敏性腸炎を患っており、いろいろと検査を行った結果、遅延型フードアレルギーがあることがわかりました。
検査結果では、卵、小麦粉、牛乳、じゃがいも、米に対してアレルギー反応があり、特に卵は5以上という高い数値でした。
高校生の娘なので、毎日のお弁当をどうしたらいいか悩んでいます。
幸い、ホエイにはアレルギーがないのでプロテインは選べば飲めますが、食べられる炭水化物が限られ、蕎麦くらいしか思いつきません。
細身の娘がこれではダイエットになってしまいそうです。
肉や魚は問題なく食べられるので、その点は救いです。
今後、どのように食事を調整すればいいでしょうか?
お腹の調子が悪い方は、遅延型フードアレルギー検査で調べておくと、今の状態で悪さをしている食べ物が見つかるので有効ですね。
遅延型アレルギー検査は、食物過敏を調べますが、その本質は腸漏れのリーキーガットがあるかないかです。
様々なものに抗体ができて反応しているものは、全て厳格に抜くと、食べるものに困ることが多くあります。
小麦粉、乳製品抜きはベースにして、強陽性の卵は半年くらいは除去することをお勧めいたします。
中程度の反応のものはローテーションして、食べる頻度を減らします。
合わせて行いたいのが、腸管の健全な修復です。
ここが最も大事なポイントです。
タンパク質の代謝回転をしっかり引き上げ、すでにできてしまった抗体を早く分解してしまうことですね。
お肉や魚介類をしっかり食べるようにしてください。
消化酵素も併用すると良いです。
未消化で腸管にタンパク質を送らないようにしたいです。
グルタミン、亜鉛、ビタミンA、ビタミンDは粘膜修復のために必須の栄養素となりますね。