-FAQ-
28歳女性です。
先日の健康診断でLDLコレステロールが65でした。
評価はAでしたが「もう少しあった方がいい」と言われました。
去年・一昨年はもっと低い値でした。
不妊治療でホルモン剤を服用しているのですが、その影響はありますか?
また、LDLを増やすためにはどのような栄養・食生活を意識すれば良いでしょうか?
LDLコレステロール65mg/dLは健康診断の基準では「A」と評価される十分良い値です。
ただ、ホルモンの材料になるコレステロールは、女性の妊娠・出産において特に大切で、ある程度の合成・運搬力を保っておくことが望ましいと考えられます。
ホルモン剤の服用も一因として影響している可能性はありますが、一時的な変動であることも多いので、過度に心配されなくて大丈夫だと思います。
📌コレステロールをしっかり作り、運ぶための栄養の工夫
- ・良質な脂質の摂取:卵黄、青魚、牧草牛や放牧豚などの肉、バターやギー、オリーブオイル・ココナッツオイルなど。精製植物油は控えめに。
- ・タンパク質:ホルモン合成や肝臓でのコレステロール代謝に不可欠。魚・肉・卵・大豆製品をバランスよく。
- ・ビタミン・ミネラル:特にビタミンB群(B3, B5, B6)、亜鉛、マグネシウムはコレステロール合成酵素の働きを支えます。
- ・十分なエネルギー摂取:極端な糖質制限や低脂肪食はコレステロール合成を抑えてしまうことがあるため注意が必要です。
📌も生活習慣のポイント
- ・睡眠と休養:副腎ホルモンや性ホルモンの材料としてコレステロールが使われるため、慢性的なストレスや睡眠不足は消耗の原因に。
- ・運動:軽い有酸素運動や筋トレはHDLを高め、コレステロールの運搬能力を改善します。
まとめると、「卵・魚・肉をしっかり食べ、精製油や砂糖を控えつつ、ビタミン・ミネラルを意識した食事」が、合成と運搬のバランスを整える鍵になります。
不妊治療中とのことですので、無理な制限ではなく「体に材料をしっかり与える」食生活を心がけてみてくださいね。
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妊娠前からの細胞分子レベルでの栄養補給は赤ちゃんの未来にも関わります。
食後高血糖を起こさないよう、食べ順守りタンパク質ファーストで食べてカロリーも維持しましょう❣️