ご体調がとてもおつらい中で、丁寧に状況を教えてくださりありがとうございます。

20代というお若さで寝たきりの状態が続いていること、本当に大変で、読んでいて胸が痛くなりました。

それでも今できる範囲で、食事やサプリメントについて、ご自身で工夫されていること、とても立派ですし、その小さな積み重ねは必ず身体の回復の土台になっていきます。

まずご質問のビタミンDについてお答えします。

①ビタミンDリキッドスプレーの量について

基本の目安は1日4プッシュですが、今の胃腸の状態や全身の負担感が強い場合は、無理に4プッシュを目指す必要はありません。

おそらく栄養療法が目指す理想のレベルには到達はしないと思いますが、まずは 1～2プッシュから始めて、数日ほど様子を見ながら 徐々に増やしていく方法でも大丈夫です。

リキッドスプレーは腸管を通らずに口腔の粘膜から、ゆっくり吸収されるので、胃腸が弱っている方でも比較的使いやすい形です。

②スプレータイプの吸収について

スプレーは、口の中の粘膜（舌の下など）に成分が触れることで、そのまま血中に吸収される仕組みになっています。

飲み込みがいらず、胃腸への負担が少ないため、IBSやSIBOの可能性がある方にも向いています。

違和感がある場合は、舌下ではなく頬の内側に軽く吹きつけるだけでも大丈夫です。

🌿グルタミンを取り入れられたことは、とても良い判断です❣️

腸粘膜の修復には大切な働きをするため、胃腸が弱っている方やSIBO/IBSの傾向がある方にもよく使われます。

無理のない量で、少しずつ続けてみてくださいね。

🌱いまの状況について

書いてくださった症状からは、

• • 腸内環境の悪化
• • 栄養吸収の低下
• • 副腎疲労
• • ミトコンドリアのエネルギー産生不足
• • 神経伝達物質の低下

などが複合的に関わっている可能性があります。

これらは 「がんばって栄養を摂る」だけでは改善が難しい部分 で、専門的な視点から全体を見ていくことで、体が回復しやすくなるケースが多いです。

本当に無理のない形で、専門医の力を借りてほしいです

病院に行くのが難しい状況、とてもよく分かります。

そのため、最近は 自宅に送られてくる検査キット（有機酸検査、GI-MAP検査など） を用いて、郵送で結果を返し、オンラインで診察・フォローしてくれる栄養療法専門医 が増えています。

こうしたサポートは、「自力で回復しようとする負担」を大きく軽くしてくれて、改善のための治療の方向性、方針をサポートしてくれるので、どうかご自身を責めず、頼れる部分は専門医に医療支援をお願いしていただきたいと思いました。

ここまで本当に大変な中、ビタミンDやビタミーナ、グルタミンなど、できる範囲のケアを続けてこられたことを心から尊敬します。

良くなる方向へ向かうための力は、もうすでに確実に始まっています。

どうか焦らず、できることから少しずつ一緒に整えていきましょう。

何か心配なことがありましたら、いつでもご相談くださいね。