-FAQ-
Q1: サプリメントを摂るのにおすすめの時間やタイミング、逆に避けたほうがよい時間帯はありますか?
Q2: 腎臓に負担をかけるサプリメントの摂取量や摂取方法、またはサプリメントの種類について教えてください。
Q3: 栄養療法の血液検査を受けたいのですが、おすすめの検査項目はありますか?
背景 40代半ばの女性です。
夜中に尿意で目が覚めることがありましたが、夕食後(21時半頃)にサプリメント(主にマルチビタミン&ミネラル)を摂るのをやめたところ、夜中に起きることがなくなりました。
就寝時間は1時頃で、尿意による目覚めは3~4時頃でした。
また、「サプリメントを摂りすぎると腎臓に負担をかけ、機能が低下すると戻らない」と聞き、腎臓への影響が心配になりました。
1日の耐容上限量には達していないものの、GFRの数値がこの数年で低下していることに気づき、早めに医療機関を受診しようと考えています。
栄養療法の血液検査も検討しており、おすすめの検査項目を知りたいです。
ご質問の背景まで丁寧に教えていただいてありがとうございます。
サプリメントの摂取とその影響での腎機能低下が気になったということですね。
ご質問にお答えします。
Q1: サプリメントの摂取タイミングについて
📍おすすめの時間・タイミング
- ⚫食後に摂る
特に脂溶性ビタミン(A、D、E、K)やミネラルは、食事中の脂質と一緒に摂取することで吸収率が高まります。
空腹時にサプリメントを摂取すると胃の負担を大きく感じる方がいらっしゃるので、空腹時にはあまりお勧めしておりません。 - ⚫朝や昼に分けて摂る
エネルギー代謝をサポートするビタミンB群や鉄分などは、日中に必要とされるため、朝や昼の摂取も良いと思います。
栄養療法の臨床では通常、1日分を分散して夜や寝る前も服用をお勧めすることが多いですが、代謝が促進されることで、夜間の尿意が出るようでしたら、夜は控えていただくのが無難ですね。 - ⚫運動後
アミノ酸やタンパク質サプリメントは一般的には運動後に摂取すると筋肉の修復や筋肉肥大を促進して効果的です。
📍避けたい時間・タイミング
- ⚫就寝前の摂取
マルチビタミン&ミネラルの中には利尿作用がある成分(特にビタミンC、マグネシウム、B群)が含まれることが多いため、就寝前に摂取すると尿意で目が覚めることがあります。
また、一部のビタミンB群(特にB12)は覚醒作用があるため、睡眠の妨げになることもあります。 - ⚫空腹時
鉄分や亜鉛など一部のミネラルは空腹時に摂取すると胃を刺激し、吐き気や不快感を感じる場合があります。
Q2:腎臓の負担になるサプリメントの摂取量、摂取方法、サプリメントの種類というのはありますか?
- ⚫過剰なミネラル摂取や、腎機能が元々低下している方の高タンパクの摂取は腎機能に負担をかける場合があるとは思います。
また1日量を分散せずに1度に大量摂取も負担をかける場合があるように思います。 - ⚫腎臓機能を守るために定期的に腎機能検査を受け、クレアチニン値やGFR(推算糸球体濾過量)を確認する。
泌尿器科での検査で泌尿器に器質的な問題がないとするならば、夜間低血糖での交感神経過緊張も尿意の原因となる場合があります。
気になるようでしたら、やはり医療機関できちんとお調べいただき、医師の診断を受けていただくことをお勧めいたします。
お近くに栄養療法のクリニックがあるのでしたら、ぜひ一度受けてみてください。
項目は、栄養療法クリニックでしたら、基本は、そのクリニックのベースの採血項目に従ってくだされば良いと思いますが、ビタミンDなど別途オプションであれば追加した方が良いです。
ついでにペプシノーゲンやピロリ抗体価、甲状腺ホルモンなども見ておけば、さらに良いですね。