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よくあるご質問

-FAQ-

30代前半、156センチ、53キロの女性です。
簡易的な遺伝子検査で、脂質、糖質、タンパク質全てで太りやすいタイプと診断されました。
中々痩せにくい体質で、何年も同じ体重をキープしていますが、結果には納得しています。
普段はグルテン、カゼインフリーを心がけ、週に1〜2回、30分〜1時間のウォーキングを始めています。
また、タンパク質ファーストというアドバイスをよく聞きますが、遺伝子検査の結果では脂質を優先的に控えるよう書かれており、現在の食事順が適切か悩んでいます。
さらに、ダイエット薬のリベルサスやマンジャロについても興味がありますが、食欲抑制の作用が気になっています。
お酒は月に1〜3回、1〜3杯程度飲みます。
水分補給は水、麦茶、ルイボスティー、ビタミーナが中心で、セブンのカフェラテを週に2〜3回飲んでいます。
現在ビタミンB、C、D、鉄のサプリを服用しています。
生理周期は安定していますが、最近は水分をこまめに摂取しているにもかかわらず口の中の乾燥が気になります。
また、低気圧による頭痛や、風邪を引くと完治まで2週間ほどかかる傾向もあります。

遺伝子検査の結果についてですが、脂質、糖質、タンパク質すべてで太りやすいと診断されたとのことですが、これは食事管理が一層重要であることを意味します。
食事の順番に関して、脂質を控えるアドバイスは一般的に有効ですが、糖質の管理も重要な要素です。
特に、食事の順番に注意することで血糖値の急上昇を抑え、インスリンの分泌をコントロールしやすくなります。
インスリンは「肥満ホルモン」とも呼ばれ、糖質摂取時に多く分泌されるため、脂肪の蓄積を防ぐためには糖質の制限も意識しましょう。

具体的には、次のような食事順が推奨されます。

タンパク質と食物繊維を先に摂取することで、血糖値の急上昇を防ぎます。
例えば、朝は卵や魚、昼は豆腐や納豆、夜は鶏むね肉やサバなどを中心に食べましょう。
最後にご飯などの炭水化物を摂るようにします。
これにより、インスリンの分泌を抑え、脂肪の蓄積を減らすことができます。
さらに、1日のトータルな糖質摂取量を60グラム程度に抑えることで、少し厳しめの糖質制限(ケトジェニックダイエット)を目指すのも効果的です。
この方法は、体脂肪をエネルギーとして利用しやすくするため、痩せにくい体質の方にも有効です。

脂質管理については、全てを排除するのではなく、良質な脂質(オメガ3脂肪酸など)を適度に取り入れることが大切です。
例えば、ナッツ類や青魚(サバ、イワシ、サーモンなど)に含まれるオメガ3脂肪酸は、代謝を助け、体脂肪の燃焼を促進します。
また、MCTオイルを少量取り入れることで、エネルギー効率を向上させることができます。

運動については、週に1〜2回のウォーキングを続けているのはとても良い習慣です。
加えて、短時間でも筋トレを取り入れることで、基礎代謝の向上や筋力の維持を助けることができます。
特に腹筋や背筋、下半身の筋トレを取り入れることで、体幹を鍛え、全身のエネルギー消費を増やすことができます。

ダイエット薬リベルサスやマンジャロについては、食欲を抑える効果があり、一部の美容クリニックでも使用されていますが、使用には注意が必要です。
これらの薬は、胃の動きを遅らせて満腹感を長く保つことで、食事量を減らし、体重減少を促しますが、消化器系の副作用(吐き気、下痢、便秘など)が報告されており、長期的な影響についてもまだ十分に研究されていません。
短期間での効果は見込めるかもしれませんが、根本的な食生活や生活習慣の改善がないと、薬の効果が切れた後に体重が戻るリスクも高いです。
使用を検討する場合は、必ず専門の医師に相談してください。

栄養素とサプリメントについては、ビタミンB、C、D、鉄を服用されているとのことですが、体調や食事に合わせてこれらを続けるのは良い選択です。
特にビタミンDは免疫力の向上に役立ちます。
口の乾燥が気になる場合、カフェインを含む飲み物は控え、カフェインレスの飲み物を選ぶと良いでしょう。
また、乾燥が続く場合は、専門医に相談することをお勧めします。

食事の際に栄養バランスを意識しつつ、無理のない範囲で少量頻回食にすることもおすすめです。
お腹が空かない場合でも、食事を少しずつ分けて摂取することで、消化の負担を軽減し、必要なエネルギーと栄養を効率よく補えます。
特におかずを優先し、最後に少量のご飯を追加するように心がけると良いでしょう。
厳密な糖質制限で、脂肪が燃焼しやすいケトン体が効果的にエネルギー源として使えるようになると、食べていても、寝ていても脂肪が燃えやすくなります。

うまくいくと、脂肪の多いところから減りますので、体重はあまり減らなくても、体脂肪率は低下して、ウエスト周りや太ももなどスッキリしてサイズダウンするはずです。

厳密な糖質制限は短期的なトライアルになります。

目的がなったら、セミケトジェニック程度に少し糖質を増やして、維持を図ります。

合わせて、体幹を鍛えるような運動トレーニングも取り入れると良いですね。

頑張ってみてください。
良い結果が出ましたら、こちらでぜひみなさまに共有してくださいね。

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