-FAQ-
ビタミーナは1本飲めば1日の必要量を補えますか?
ビタミーナ1本での栄養素の補充の状況を厚労省の摂取基準と分子栄養学的見解からお伝えいたします。
📌厚労省の摂取基準
- 厚労省基準をほぼ満たす: ビタミンB群(B1, B2, B6, B12)、ナイアシン、ビオチン、ビタミンC
- 一部不足: ビタミンA(男性)、葉酸、ビタミンE
- 大幅不足: ビタミンK、パントテン酸、ミネラル全般(Ca, Mg, Fe, Zn, Cu, Mn, K)
- 十分量: ビタミンD、ビタミンC
📌分子栄養学的見解
- 水溶性ビタミン(C・B群)は高めに配合されており、代謝サポートに有効。
ただし、ミネラルは圧倒的に不足しており、1本ではカバーできません。
特に鉄・亜鉛・マグネシウム・カルシウムは、代謝や酵素活性に必須で、分子栄養学的には追加補充が必要です。 - ビタミンKやパントテン酸も不足しやすいので、他の食事・サプリからの補充を考えるべきです。
ビタミーナ1本でビタミンCやB群はしっかりカバーできますが、厚労省の基準をすべて満たしているわけではありません。
特に鉄や亜鉛、マグネシウムなどのミネラルは少ないので、食事や別のサプリで補う必要があります。
分子栄養学の観点では“最低限”よりも高めの摂取が望まれる栄養素もありますので、目的に合わせて組み合わせるのがおすすめです。