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よくあるご質問

-FAQ-

33歳女性です。
ここ数ヶ月、生理前になると喉がチクチクと炎症を起こしたように痛くなることが多くなりました。
ホルモンバランスの影響などはあるのでしょうか?
また、子どもを授かりたいと考えていますが、なかなかうまくいかず悩んでいます。
生理前には喉の痛みのほか、むくみや便秘があります。
基礎体温は30〜32日周期で、低温期が36.4〜36.6℃、高温期が36.8〜37.0℃で2層に分かれているように見えます。
不妊治療はまだ受診していませんが、今後受診を考えています。
顔色が青白いと言われることが多く、冷え性もあるため、貧血対策にプロテインでたんぱく質を取るようにしています。

生理前に喉が痛くなるというのはお辛いですね。
ホルモンバランスと関係があるかどうか、一緒に考えてみましょうか。

33歳で、喉のチクチクとした炎症痛、生理前のむくみや便秘、規則的な基礎体温の2層、そして冷え性や青白い顔色などもあるのですね。

まず、喉の痛みは生理前のホルモン変動による免疫のゆらぎで、喉の粘膜の炎症が起きやすくなっている可能性が高いです。

黄体ホルモンの影響で体内の水分保持が変わり、むくみや便秘も起こりやすくなります。
冷え性や貧血も免疫やホルモン代謝に影響するため、一緒に整えていくのが大切です。

【栄養面のおすすめポイント】


  • を補う
    フェリチン(貯蔵鉄)が不足すると冷えや免疫低下につながるので、動物性鉄(レバー、赤身肉)やビタミンC(吸収促進)を意識。
    プロテインの活用など、たんぱく質摂取の工夫はとても良いですね。
    鉄の吸収にはタンパク質も必要なので良い方向です。
  • ビタミンB群
    特にB6(ピリドキシン)はホルモンバランス調整やむくみ解消に役立ちます。
    魚やナッツ、バナナなどに豊富です。
  • ・オメガ-3脂肪酸
    抗炎症効果で喉の炎症を和らげるのに有効。青魚(サバ、サンマなど)や亜麻仁油、エゴマ油もおすすめです。
  • ・マグネシウム
    便秘改善に効果があり、筋肉の緊張やストレス緩和にも寄与。ほうれん草、ナッツ類、豆腐などから。
  • ビタミンD
    免疫調整と妊娠維持に重要。日光浴の他にサプリメントも検討。

さらに、冷え性対策としては血行を促すことが大切なので、毎日の軽い運動や温かいお風呂も併せて行ってみてください。

妊娠に向けては、ホルモンバランスを整えつつ、体全体の抗炎症状態を高めることが重要なので、栄養+生活習慣の両面アプローチが効果的です。

不妊治療を受ける場合にも、こうした栄養状態を整えていると治療の反応が良くなります。

早めに不妊治療クリニックを受診して、ホルモンや卵巣、子宮などの状態、甲状腺も調べてもらいましょう。

妊活の場合の栄養指導は、特に血糖コントロールの安定化、子宮粘膜の合成促進などを狙ってアドバイスしています。
食後の急峻な血糖上昇を避けたいです。
タンパク質ファーストでおかずから食べるようにしてくださいね。