-FAQ-
娘のことについて相談させてください。
高校一年の女子で、生理痛、頭痛、腹痛がよくあり、鎮痛剤を常に持ち歩き、少しでも痛みがあるとすぐに服用しています。
「生理痛は仕方ない」と思っているようですが、ちょっとした痛みでもすぐ鎮痛剤を飲んでしまいます。
注意はしていますが、やめる気配はありません。
性格的には真面目で緊張しやすいタイプです。
このまま続けさせるべきか、やめさせたほうがいいか、アドバイスをお願いします。
生理痛や頭痛、腹痛で鎮痛剤を頻繁に使っているとのこと、心配ですよね。
生理痛は本人もつらいものですし、特に真面目で緊張しやすい性格なら、ストレスも痛みを強くさせて感じやすいかもしれません。
まず、鎮痛剤を使うこと自体は痛みを和らげるためには有効ですが、過剰な使用は胃腸の負担や薬の副作用も心配です。
薬の使用は、「本当に辛い時に必要な分だけ使う」ことが望ましいです。
お嬢様に以下のことを試してみることをおすすめします。
📍生活習慣の見直し
なぜ、鎮痛剤を使わなければいけない状態になるのか、そこに少しフォーカスして欲しいです。
睡眠、食事、適度な運動は痛みを軽減する土台です。
特にバランスの取れた食事で、炎症を抑える栄養素(オメガ3脂肪酸、マグネシウム、ビタミンB群など)を積極的に摂ることが役立ちます。
高校一年生の女子でしたら、食事で賄いにくい栄養素の代表は、ビタミンB群と鉄です。
サプリを飲む習慣はお嬢様はありませんか?
弊社のビタミンBとヘム鉄、リキッドビタミンDの服用で、生理痛などかなり軽減できる可能性があります。
腹痛もあるのでしたら、できるだけ試しに小麦粉、乳製品、甘いものを控えてみてください。
タンパク食材増やすことが甘いもの抑制にも大事ですよ。
📍リラックス法やストレス軽減
痛みは心の緊張でも増します。深呼吸、ヨガ、軽いストレッチなど気持ちを落ち着ける習慣を持つと効果的です。
📍鎮痛剤の使い方を見直す
痛みが軽い時にすぐ使うのではなく、まずは上記の方法や温めるなどの自然療法で対処し、どうしても耐えられない時だけ使うよう意識づけましょう。
📍医師の診察を受ける
頻繁な生理痛や痛みは、子宮内膜症などの病気の可能性もあります。
専門医の診察で適切な治療の指示を仰いでください。
お嬢様の痛みは体のシグナルですので、無理に我慢するのも問題ですが、鎮痛剤依存は避けたいところ。
多くの患者様をみてきた経験からすると、おそらく背景には血糖値の急激な変動があると思われます。
食生活での血糖値安定は自律神経バランスも整えます。
安易にお薬に頼りすぎずに本来ご自身が持っている、自然治癒力を栄養療法も味方につけて、引き出したいところです。
痛みの原因を根本から整える方向を目指しましょう。