NUTRIZE

よくあるご質問

-FAQ-

20代女性です。
2〜3週間ほど前から首の締めつけ感があり、最初は後ろだけだったのが、最近では前や横にも広がってきて、喉仏あたりがムズムズして呼吸がしづらいです。
甲状腺の定期検診ではエコーも血液検査も異常はなく、「橋本病」と診断されていますが、薬は不要で年1回の経過観察となっています。
ストレスや肩こりも疑い、マッサージやストレッチを試しましたが効果がなく、休日でも症状があるため仕事のストレスとも違うようです。
現在、ビタミンCパウダー、ビタミンB群、鉄、マグネシウム、ビタミンEをサプリで服用中です。
また、生理周期も不安定で、前回は40日、今回は15日とばらつきがあります。
ホルモンの乱れや自律神経、内的ストレスが関係しているのではと感じていますが、
・内的ストレスはどう改善していけばいいのか
・アルブミンは何から摂れるのか
・今のサプリはやめるべきか、それとも増やすべきか についてもアドバイスをいただきたいです。

首の締めつけ感や呼吸のしにくさが続いているとのことで、お辛い状況かと思います。考えられる原因は以下の通りです。

① 自律神経の乱れや迷走神経の過敏反応

橋本病やホルモン変動の影響により、自律神経のバランスが崩れている可能性があります。
喉仏付近のムズムズ感、締めつけ感、呼吸のしづらさは、副交感神経の一部である迷走神経の感受性が高まっていることが関係していることがあります。
明確なストレスがなくても、副腎疲労や血糖の乱れといった“内的ストレス”が原因になることもあります。

② 甲状腺周辺のリンパうっ滞や組織の浮腫

血液検査で異常がなくても、慢性的な橋本病によって甲状腺周辺に軽度の炎症やむくみ、リンパの流れの停滞が生じ、不快感を引き起こすことがあります。
特にアルブミンや亜鉛が不足している場合は浮腫が起きやすくなります。

③ サプリメントの補給量と吸収のバランス

、マグネシウム、ビタミンB群を摂取されているとのことですが、ストレスがかかっているときは吸収力が低下しやすく、消耗量も増加するため、効果が感じにくくなることがあります。
服用をやめる必要はなく、続けながらバランスや吸収状態を見直していくことが重要です。

④ 首まわりの筋膜や筋肉(胸鎖乳突筋・舌骨下筋群など)の過緊張

これらの筋肉が過緊張を起こすと、呼吸・発声・嚥下の不快感や締めつけ感につながります。筋膜の癒着やトリガーポイントも関係することがあります。

🌿 改善に向けた生活面での対策
  • 湯船に浸かる習慣をつけて内臓の冷えをとる
  • エアコンや寝具を工夫して睡眠の質と時間をしっかり確保する
  • 血糖値の安定を意識し、食後高血糖を防ぐ食べ方(タンパク質→野菜→炭水化物)を心がける

🥚 アルブミンについて


アルブミンは体内で合成されるタンパク質で、直接摂取するものではありません。
そのためには以下を心がけることが重要です。

  • 食事から十分なタンパク質を摂る(肉、魚、卵、大豆製品など)
  • 合成能力を高めるためにビタミンB群の補給を継続する

🩺 今後の方針について


生理周期の乱れも含めて、ホルモンバランスの低下が見られるため、婦人科での専門的な相談がおすすめです。

また、より的確な栄養の見直しには、栄養解析(血液検査)を受けることで栄養状態の可視化ができ、今後の補給や対策が明確になります。