-FAQ-
中学2年生の娘について相談です。
小学5年生の冬から初潮が始まり、その後、時々立ちくらみやめまい、足のむずむず感を訴えるようになりました。
肉や魚を好んで食べず、食べムラがあるため、あまり深く考えていませんでしたが、最近オーソモレキュラーについて知り、貧血を疑うようになりました。
ニュートライズのヘム鉄を朝に1粒飲ませたところ、これらの症状は改善されてきたのですが、最近になって肩こりがひどくなったため、ヘム鉄を朝1粒、亜鉛を夜1粒飲ませるようにした後に足のむずむず感が復活してきました。
ビタミンなどをプラスした方が良いでしょうか?
また、亜鉛とヘム鉄を同時に摂取しても問題ないでしょうか?
ちなみに、学校で行う貧血検査では異常がないとされていますが、オーソモレキュラーの本を読んでフェリチン値のことを知り、鉄欠乏症を疑っています。
お嬢様の鉄欠乏性の疑いについて、生理のある成長期の女の子にはよく見られる症状です。
ヘム鉄1粒では補充量が足りない可能性があります。
思い切ってパッケージ記載の3粒を目安に増やしてみてください。
生理のある女の子にとって、鉄は毎月失われるミネラルですので、月経量に見合う量を補充しないと、肩こりや冷え性、足のむずむず感などが再発しやすくなります。
お肉や魚などのタンパク質の摂取が少ないようですから、食事からの鉄の供給もあまり期待できないかもしれません。
そのため、サプリメントでの補充が特に重要です。
亜鉛と鉄については、ニュートライズ製品であれば、同じタイミングでの摂取に問題はありません。
また、ビタミンB群を摂取することをお勧めします。
ビタミンB群はエネルギー産生を安定させ、疲れにくくする効果があり、肩こりにも効果的です。
お食事に関しては、できるだけ甘いものや小麦、乳製品を控え、タンパク質をしっかりと摂ることが重要です。
思春期の女子は美容にも気を使う年頃ですので、食べたものが身体も心も作ることを伝えて、栄養バランスの取れた食事を心掛けてください。
サプリメントの摂取は、一度に3粒を飲むのではなく、食事ごとに分けて飲む方が吸収効率が良くなります。
また、空腹時に飲むと気持ち悪くなることがあるので、食後や食事中に飲むことをお勧めします。
潜在的な鉄欠乏がある方は、喉に異物が詰まったような感覚になることがあり、サプリメントを飲むのが難しい場合もあるため、慎重に飲むよう工夫してください。