-FAQ-
小3になった息子が少し小柄なので、セノビックのような栄養素を摂らせたいと思っています。
おすすめはありますか?
飲み始めるとしたら何歳くらいからが良いでしょうか?
現在はヘム鉄とビタミンBのサプリを摂っていますが、それをやめて、食事に気をつけながらビタミーナだけにする形でも大丈夫でしょうか?
野菜嫌いなので、菌ちゃん先生のげんきっこふりかけも使っています。
また、ビタミンBとヘム鉄は継続することにしましたが、これはいつまで飲み続ければいいのでしょうか?
食事は、小魚、しらす、にぼし、肉、果物、青のり、小エビ、かつおぶし、切り干し大根などを料理に加え、お風呂に塩化マグネシウムを使っています。
こんな感じで大丈夫でしょうか?
息子さんが小3になったとのこと、成長期の大切な時期ですね。背が少し小柄だと、ご心配になるお気持ちもよくわかります。
セノビックのような成長サポート食品に含まれる栄養素について、オーソモレキュラー医学の視点からご紹介します。
まず、成長期に特に重要な栄養素は以下の通りです:
- ・たんぱく質
骨や筋肉の材料です。魚・肉・卵・大豆製品など、良質なたんぱく質を十分に摂ることが基本です。 - ・カルシウム・マグネシウム・ビタミンD
骨の形成に不可欠です。カルシウムは小魚や大豆製品、乳製品にも含まれますが、カゼインの影響を考慮し、乳製品以外からの摂取が推奨されます。ビタミンDは日光浴でも合成されますが、魚(シラスや鮭など)やサプリからの補給も有効です。 - ・亜鉛
成長ホルモンの合成や細胞分裂に重要で、カキや肉類に豊富です。 - ・ビタミンB群
エネルギー代謝や細胞の健康維持をサポートします。 - ・ビタミンC
コラーゲンの合成や抗酸化作用に関わります。
この中でも、亜鉛・ビタミンB・ビタミーナ・リキッドビタミンDはサプリでの補給が特におすすめです。
飲み始めの年齢について
セノビックなどの成長サポート製品は3歳からを対象にしているものが多く、小3(8~9歳)であればまったく問題なく始められます。臨床の現場でも、必要に応じて3歳ごろからサプリを使うケースが多く、早めの開始が効果的とされています。
まずは主食中心のバランスの良い食生活を整えた上で、サプリメントは「補助的に」活用するのが理想的です。
サプリの継続について
ご質問いただいた「ビタミンBとヘム鉄をいつまで続けるか?」ですが、成長期は需要が非常に高くなるため、少なくとも思春期が終わる頃までは継続されることをおすすめします。
特に男子は、成長とともに運動量も増え、鉄不足に陥ることもあります。身長を伸ばすためには、成長ホルモンの分泌を促すビタミンDの補給(リキッドスプレーなど)も併用するとよいでしょう。
ビタミーナは主要なビタミンやミネラルが含まれていますが、主成分はビタミンCであり、補給量としてはやや少なめのため、ビタミンBやヘム鉄を食事でまかなうのは難しく、サプリの併用継続が推奨されます。
食事と生活習慣について
ご家庭での食材選び(小魚、しらす、にぼし、肉、果物、青のり、小エビ、かつおぶし、切り干し大根など)は素晴らしい内容です。これに大豆製品を加えると、カルシウムとマグネシウムのバランスがさらに良くなります。
また、お風呂に塩化マグネシウムを使うのも、経皮吸収によるマグネシウム補給として有効です。筋肉の緊張緩和にも役立ちますが、やはり基本は「食材からの摂取」ですので、並行して続けてください。
生活習慣の補足ポイント
- ・日光浴(正午前後に10~15分ほど)は、体内のビタミンD合成を助けます。
- ・夜の十分な睡眠は、成長ホルモンの分泌を促しますので、就寝時間にも気を配ってあげてください。