フルマラソン時の後半のパフォーマンス向上には、糖質に頼るのではなく、脂質代謝のケトン体でエネルギーを回すことが効果的です。
サッカーの長友選手のスタミナ維持方法でも同じように行われています。

給水ではスポーツドリンクよりも水をおすすめします。
もし何かを入れるのであれば、クエン酸を加えるのが良いでしょう。
普段から糖質を少しセーブして、ビタミンBを摂取することで、エネルギーシステムの切り替えがスムーズになり、脂質を効率的にエネルギー源として利用できるようになります。

マラソンで30〜35キロ付近で急に失速することがあるのは、糖質代謝から脂質代謝への切り替えがうまくいかないからです。
日常生活でも糖質に頼りすぎず、脂質エンジンを使うための準備をしておくと、後半のスタミナ切れを防ぐことができます。

人の身体のエネルギーシステムは糖質エンジンと脂質エンジンの2つです。
日常的にメインエンジンを糖質に頼っていると、脂質がうまく使えないことが多いです。

普段から少し糖質セーブしてビタミンBをしっかり摂ると、うまく脂質を使えると思います。
このエネルギーシステムチェンジが上手くいくと、集中力もとても上がると思います。