-FAQ-
私は米、パン、麺といった糖質を大豆製品(豆腐・納豆・枝豆)に置き換え、牛乳も豆乳に変えてガゼインを除去し、ビタミンB群を摂取した上でプロテインを飲んでいます。
このような食生活で何かデメリットがあると考えられますか?
また、私はタンパク質が不足すると筋肉痛やコリのような症状を感じ、BCAAを摂取すると改善されるようです。
最近、飢餓感を感じやすくなった気がしますが、やはりタンパク質(場合によっては脂質)をしっかり摂取することを心がけたほうがよいでしょうか?
糖質を大豆製品に置き換え、カゼインフリーを実践することについてのデメリットですが、まず、大豆製品の頻繁な摂取は、遅延型のアレルギー反応を引き起こす可能性があるかもしれません。
また、糖質も重要な栄養素であり、適切に摂取することが必要です。
極端な糖質制限は、臨床では具合の悪化につながるケースも見られます。
ケトン体を利用してうまくエネルギーを回すことができる場合、飢餓感や低血糖の症状は出にくくなりますが、膵臓の機能を休ませすぎると耐糖能異常が生じる可能性があります。
さらに、過剰なタンパク質摂取は消化不良を引き起こす場合がありますので、適度なバランスを探すことが重要です。
飢餓感を感じるのであれば、筋肉異化を防ぐために少量の芋類や雑穀などを食事に取り入れることをお勧めします。
カロリー不足では、タンパク質の合成能力が低下するため、適度なエネルギー摂取も心がけるとよいでしょう。