-FAQ-
胆嚢を全摘してから15年間下痢の方がいらっしゃいます。
消化酵素としてスペクトラザイムを使ってみましたが一か月ほどで改善は全く見られなかったそうです。
消化を助けるために他におすすめのものらはありますか?
胆嚢を全摘後に続く下痢の改善に向けて、消化を助けるために以下の方法を検討してみてください。
- 胆汁酸吸着剤
胆嚢を摘出すると、胆汁酸が一定の制御なく腸に流れ込み、下痢を引き起こすことがあります。
胆汁酸吸着剤(例:コレスチラミン)は、余分な胆汁酸を吸着して下痢を緩和することができます。
これは医師の処方が必要ですので、相談してみてください。 - プロバイオティクス
腸内環境のバランスを整えることで、下痢の頻度を減らすことができます。
乳酸菌やビフィズス菌を含むプロバイオティクスのサプリメントや、プレバイオティクスを意識した食生活が役立つ場合があります。 - 消化酵素の変更
他の消化酵素製品を試してみるのも一つの手段です。
パンクレアチン(膵臓酵素)や、特定の脂肪を分解するリパーゼが含まれる酵素サプリメントが有効な場合があります。
消化酵素の配合や種類が異なるものを試すことで、改善が見られるかもしれません。 - 低脂肪食
胆汁が適切に調整されないため、脂肪の消化が難しくなることがあります。
低脂肪の食事に切り替えることで、下痢の頻度や程度が改善することがあるので、脂質を制限する食事を心がけてみてください。
消化酵素のスペクトラザイムだけで下痢の改善を期待すること自体に無理がある可能性が高いです。
脂質の分解が苦手だと思うので、お食事での低脂肪食は試す価値があると思います。
あとアミノ酸のグルタミンなどの摂取も試してみてはいかがでしょうか?