-FAQ-
胃潰瘍と言われたのですが、その場で聞き忘れてしまい…
食事の注意点など教えていただけますか?
胃潰瘍と診断された場合、食事はとても大切です。
食事の注意点をわかりやすくまとめますね。
【胃潰瘍のときの食事の基本ルール】
1. 胃に優しい食べ方をする
- • よく噛んでゆっくり食べる
- • 食べ過ぎない(腹八分目)
- • 寝る直前の食事は避ける(就寝2~3時間前までに済ませる)
2. 刺激の強いものを避ける
- • 辛いもの(唐辛子、キムチ、カレーなど)
- • 酸味の強いもの(酢、柑橘類)
- • 熱すぎる・冷たすぎる食べ物や飲み物
- • コーヒー、濃いお茶、炭酸飲料、アルコール
3. 脂っこいものを控える
- • 揚げ物(とんかつ、唐揚げ、フライドポテトなど)
- • 脂身の多い肉や濃厚なクリーム系料理
4. 空腹時間をあけすぎない
- • 胃酸が直接胃を傷つけないように、少量をこまめに食べるのが理想です(1日5〜6回食に分けることも)
5. おすすめの食材・調理法
- • おかゆ、やわらかいごはん
- • 湯豆腐、白身魚の蒸し物、鶏ささみ
- • 茹でた野菜(にんじん、大根、かぼちゃなど)
- • 卵(半熟~固ゆで)、豆腐、バナナ、リンゴ(すりおろし)
【NG食品の例】
- • タバコ(絶対にやめましょう)
- • チョコレート、スナック菓子、濃い味付けのインスタント食品
胃潰瘍の原因は、ピロリ菌感染やストレス、薬(NSAIDsなど)が多いので、治療と並行して生活習慣の見直しも大事です。