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よくあるご質問

-FAQ-

現在、妊娠10週目に入りました。
つわりがあり、思うように食事が取れない時期が続いていますが、現在は亜鉛・ビタミンB・ヘム鉄・ビタミンDのサプリを摂取しています。
先日、水分補給についてのお話がありましたが、妊娠初期の食事や栄養面で気をつけることがあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

妊娠10週目とのことで、つわりがつらい時期ですね。

妊娠時もできるだけ大きな血糖値の変動を作らないことが大事なんですが、つわりで食事が思うようにとれない中でも、栄養をできるだけ確保して工夫する方法をお伝えしますね。

1. つわり期の食事のポイント


◯まずは食べられるものを優先する


  • ・栄養バランスも大事なんですが、この時期は「食べられるものを食べる」ことを最優先にします。
  • ・冷たいもの、酸味のあるもの、さっぱりしたもの(卵豆腐、フルーツ、豆乳ヨーグルト、梅干し、酢の物など)は食べやすいことが多いです。
  • ・炭水化物は即時のエネルギー源になるので、シラスやおかか、鮭フレーク、胡麻などを混ぜた小さなおにぎりなどを召し上がってください。
    小麦粉、乳製品はできるだけ減らすほうが良いですね。
    腸内環境を守り、血糖変動を抑えるためにも有効です。
  • ・空腹になると吐き気が悪化しやすいため、少量ずつこまめに食べるようにしましょう。(ナッツ、バナナなど)。

◯水分補給をしっかり


  • ・脱水にならないよう、常温のお水などをこまめに。
  • ・水が飲みにくい場合は、炭酸水やレモン水を活用。レモン水は吐き気を和らげることも。

2. 栄養面で気をつけること


  • 亜鉛ビタミンB群ヘム鉄ビタミンDのサプリを摂取中とのことで、基本的な栄養補給はできていますね。
    サプリも小分けにして摂取回数を増やしましょう。
  • ・つわりでタンパク質が不足しやすいので、無理のない範囲で卵、小魚、豆腐、納豆、薄切り肉やひき肉などを意識して取り入れましょう。

3. つわりが少し落ち着いたら


  • ・徐々にタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品)を増やし、栄養バランスを整えましょう。
  • ・食物繊維が不足すると便秘になりやすいので、根菜類や海藻を取り入れて下さい。

つわりの時はまずは無理せず、「食べられるものを食べる」ことが大事と割り切りましょう。


また、サプリは食事がとれない時にも栄養サポートになりますが、空腹時で飲むと気持ち悪くなりやすいので、食事を摂るタイミングで摂取してみて下さいね。ちなみにこれも有名なグラフですがぜひこれから妊娠しようと思っている方、妊婦さんは見て欲しいです。
母体のビタミンB摂取量と子供のIQの関連です。

グラフが示す通り、お母さんがビタミンBを摂取している群の方が子供のIQが高い結果になっています。 胎児は母体からしか栄養がもらえません。質の良い栄養を赤ちゃんに送ってあげることも大事な子育ての一環なんですよね。