-FAQ-
現在2人目妊活中で、次回採卵は2月頃になりそうです。
これまで ・他社の総合妊活サプリ(ミタス) ・他社のラクトフェリン ・ニュートライズのヘム鉄 ・ビタミンDリキッドスプレー ・ユテラ を飲んでいました。
お休み期間中も続けた方がいいでしょうか?
栄養は失われますか?
また、採卵に向けておすすめサプリがあれば教えてください。
二人目妊活中で、次回採卵する予定とのこと。
サプリメントの取り方についてお答えします。
📍お休み期間中のサプリはどうする?
結論としては、
→ 基礎栄養(鉄・ビタミンD・ビタミンB群・抗酸化)は “休まず続ける” ほうが確実にメリットがあります。
理由は3つです。
① 卵子の発育は「今の栄養状態」に影響されるため
卵子は採卵の約90〜120日前から育ち始めるため、今からの栄養状態が2月の採卵にそのまま反映されます。
② 栄養素は“貯金”ではなく、補って一定レベルを保つことで効果が出るため
ビタミンD・鉄・ビタミンB群・タンパク質などは、「溜めたら半年持つ」ものではなく、毎日消費→足りなければすぐに不足に戻るタイプの栄養素です。
③ 妊活中はストレス・仕事・年末年始で消耗が大きく、むしろ落ちやすい時期
休むことで「失われる」というより、補わないと自然と減ってしまうイメージです。
📍これだけは“外さない”でほしい3つの(基礎栄養)
妊活で最も土台になり、必ず摂取しておいてほしいもの
1. 鉄(特にヘム鉄)
- ・卵子のミトコンドリアの働き
- ・ホルモン生成
- ・子宮内膜の厚み
に直結。
2. ビタミンD
- ・着床率
- ・流産率低下
- ・免疫バランス
に重要。2〜3ヶ月で血中濃度が変わります。
3. ビタミンB群
採卵前の卵子の代謝・着床にも必須。
葉酸だけでは不十分で、複合的なB群が鍵。
📍採卵に向けて“追加すると良いサプリ”
採卵に向けて特に相性が良いのは以下の栄養素です。
① ビタミーナ(ビタミンA・C・E)
抗酸化力を強めて、卵子の酸化ストレスを減らすことができます。
特に30代後半以降は酸化ストレスの影響が大きいのでおすすめ。
② エナジーブースター(ミトコンドリアサポート)
採卵に向けて
- ・卵子のエネルギー
- ・分裂力
を上げる意味で優秀です。
採卵まで2ヶ月あれば効果が十分に出やすい時期です。
③ 亜鉛
排卵・ホルモン・免疫に関わり、食事から充分量が入りにくい栄養素です。
血糖コントロールにも作用します。
サプリをお休みして、採卵の直前に慌てて戻しても間に合わない場合があります。
妊活は「3ヶ月後の卵を育てている期間」なので、今〜2月が最も大事ですよ。
ヘム鉄に配合されているビタミンBやビタミンCは体内での鉄の利用効率を高めるためのごく少量の設計のため配合されています。
他にビタミンBやビタミーナを併用しても過剰症の心配はございません。
ご安心ください。
お身体の代謝を支える基礎栄養をしっかり継続して固めれば、他社様のサプリはおそらく飲み切りで終了されても問題ないかと思います。
