-FAQ-
夜尿症(大人のおねしょ)に悩んでいます。
きっかけは軽い摂食障害のようになり、痩せすぎてしまったことから始まりました。
その頃は毎晩おむつが必要なくらいの夜尿が続いていましたが、今は体重も戻り、頻度も2~3日に1回に減りましたが、厚めのナプキンではみ出してしまう程度です。
一度泌尿器科で検査を受けましたが、尿に異常はなく、薬をもらったものの現在は服用していません。
また、痩せすぎていた時期から 無月経が続いており、血液検査ではALT・ASTの高値、甲状腺機能の低下、アミラーゼ高値、胃腸機能の低下 などが見られます。
これらの状態と夜尿は関係しているのでしょうか?
誰にも相談できず、不安な日々を過ごしているため、ご意見をいただけると嬉しいです。
とてもおつらい思いをされているのですね。
夜尿(おねしょ)は子どもだけでなく、大人でも栄養状態やホルモンバランス、自律神経の乱れなどが影響して起こることがあります。
考えられる要因をお調べして、まとめてみました。
夜尿の背景には、以下のような要因が関係している可能性があります。
- 1. 低栄養・体重減少の影響
以前の「痩せすぎ」によって、筋肉量が低下し、膀胱や骨盤周りの筋力も弱くなった可能性があります。
低血糖傾向や、ストレスによる交感神経の過剰亢進が、夜間の尿量の調節に影響を与えているかもしれません。 - 2. ホルモンバランスの乱れ
・無月経が続いている →
エストロゲンの低下により、膀胱の粘膜が弱くなり、尿をためる機能が落ちることがあります。
・甲状腺機能低下 →
体温や代謝が低下すると、腎臓の水分調整にも影響し、夜尿につながることがあります。
夜間は抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増えるのが通常ですが、ホルモンバランスの乱れでこの働きが弱まることも。 - 3. 腎機能や肝機能の影響
・ALT・ASTの高値 →
肝機能の負担が高いと、体内の解毒・代謝機能が低下し、尿の排泄リズムが乱れることがあります。
・アミラーゼ高値・胃腸機能低下 →
消化不良や栄養吸収の低下により、電解質バランスが乱れると尿のコントロールが難しくなる可能性があります。 - 4. 自律神経の影響
ストレスや体重減少による交感神経の過剰な働きが、膀胱のコントロールに影響しているかもしれません。
交感神経が強すぎると、膀胱が過活動状態になり、夜間の尿意を引き起こすことがあります。
改善のためのポイント、考えられることをまとめました。
- ① 栄養をしっかり摂る(特にタンパク質とミネラル)
・たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品) → 膀胱や腎機能の修復に必要。
・鉄・亜鉛・マグネシウム → ホルモンバランスや神経の働きをサポート。 - ② 水分と電解質バランスを調整
・水分は極端に減らさず、昼間にしっかり摂る。
・塩分を適度に摂る(天然塩や味噌汁など)。 - ③ 腸内環境を整える
・消化機能が低下しているので、胃腸のケアをしながら栄養吸収を改善することが大切です。 - ④ 自律神経を整える習慣
・睡眠リズムを整え、リラックスする時間を意識する。
・体を温める(特に寝る前に足湯やストレッチ)。
📍今後の対応
- ・現在の体調やホルモンバランスの状態を確認するために、婦人科や内分泌科での検査を受けるのもよいと思われます。
- ・泌尿器科で「膀胱訓練」や「骨盤底筋トレーニング」について相談するのも一つの方法です。
焦らず、少しずつ体を整えていくことが大切です。
体調が回復してくると、自然と夜尿の頻度も減ってくる可能性がありますので、どうぞ心配しすぎることのないようにしてくださいね。