-FAQ-
2年前から栄養療法を続けている20代の娘についてです。
以前から、時間や食前後に関係なく「苦しい」と訴え、食事や入浴ができなくなることがあります(多くは頻脈を伴います)。
循環器内科でホルター心電図をとっても異常はなく、心療内科では抗不安薬が処方されています。
栄養専門医からは「深呼吸すれば治る」と言われましたが、実際には深呼吸でも改善しません。
「苦しい」せいで食事やサプリの内服をスキップすることもあり、気になっています。
現在のサプリメントはBCAA、グルタミン、ビタミンB、ビタミンD、亜鉛、オメガ3、バイタルザイム、ラクトフェリンプラスを服用中です。
何かアプローチできることがあれば教えてください。
追記:娘も鉄欠乏性貧血は改善しています。
20代のお嬢様が、苦しくなってしまう原因を、解析以外のバイオロジカル検査などで、腸内環境から自律神経に作用している状態はどうかや、栄養が遮断されている原因をもう少し深く探ると良いかもしれませんね。
それと鉄に関してです。
成長期の息子様、20代の娘様、一旦はヘム鉄摂取で鉄欠乏性貧血は改善されたかもしれませんが、成長期の男の子は需要量がとても大きいです。
また、20代の娘様に取りましては鉄は毎月の月経で失われるミネラルです。
損失に見合う量の補充を継続しないことには、簡単に潜在性の鉄欠乏になりやすい可能性があります。