-FAQ-
50代女性、中肉中背です。
現在、抑うつ気分、涙が出る、頻脈などのメンタル不調があり、投薬治療を受けています。
食事はたんぱく質と野菜を多めにし、糖質は控えめにしています。
サプリメントは、マルチビタミンミネラル、ビタミンC・D、ヘム鉄、EPA・DHA、トリプトファン、αリポ酸、イチョウ葉を摂取しています。
仕事中の多重課題の場面で動悸や不安が出ることが多く、食事との関連はあまり感じていません。
便通は整っており、プロバイオティクスも時々使用しています。
睡眠は寝つきは良いものの、自覚のない覚醒が細切れにあり、朝方3〜5時頃に一度トイレで起きます。
現在の状態を踏まえて、ほかに必要な栄養素や、増やしたほうがよいものがあれば教えてください。
すでに栄養的アプローチも実践していて、とてもよく整えられていますね。
その上で、追加・見直し候補を挙げますね。
【① まず優先して確認・追加したい栄養素】
・ビタミンB群(特にB6・B12・葉酸)
→ 神経伝達物質(セロトニン・ドーパミン)合成に必須
※ マルチに入っていても量が少ないことが多いです
・マグネシウム
→ 頻脈・不安感・涙もろさ・筋緊張の緩和に重要
(酸化Mg以外:クエン酸・グリシン酸などがおすすめ)
・亜鉛
→ メンタル安定、抗うつ薬の効きにも関与}
※ 食事から十分に入りにくく、特に不足しやすいです
【② すでに摂っている栄養の“調整ポイント”】
・トリプトファン
→ 効かせるには「B6・鉄・Mg」がセットで必要
※ お薬を服用中なので増量は必ず慎重に
・EPA・DHA
→ 抑うつ傾向には有効
※ 量が少なければ増量検討可
・ビタミンD
→ 25(OH)D値が分かればベスト
※ 不足している方が非常に多いです
【③ 見落とされがちな視点】
・血糖の安定
→ 糖質を控えすぎると低血糖を起こし
→ 動悸・不安が出ることがあります
(夕方〜夜に症状が強い場合は要注意)
・腸内環境
→ セロトニンの約90%は腸由来
(便秘・下痢・ガスがあれば対策を)
【④ 注意点】
・現在お薬を服用中のため
→ トリプトファンやハーブ類の「自己判断での増量」は避けてください
→ 主治医に伝えながら進めるのが安心です
ここまでを踏まえて現在の状況を拝見すると、血糖コントロール+自律神経(アドレナリン)関与が強く疑われます。
【① 仕事中の多重課題で動悸・不安が出る点について】
食事と無関係に感じていても、
- ▶ 脳への負荷(同時処理・緊張)がかかる
- ▶ 血糖を上げるためにアドレナリンが分泌される
- ▶ その結果
「動悸・不安・涙」が出る
という流れはとてもよくあります。
👉 自覚がなくても
「隠れ低血糖型」の反応と考えて矛盾しません。
【② 睡眠が細切れ・朝方覚醒について】
3〜5時の覚醒や夜間尿も
- ▶ 血糖を保つために
- ▶ アドレナリン・コルチゾールが出ている
サインのことがあります
Fitbitで覚醒が多い点も、この反応と一致します。
【③ 現状から考えた栄養的ポイント】
・マグネシウム(必須)
→ アドレナリン過多
→ 動悸・睡眠の質低下対策
にがりの使用や、間食としてナッツを取り入れてください。
・ビタミンB群(特にB6)を強化
→ ストレス耐性
→ 神経の安定
・夕方〜就寝前の軽いタンパク質補給
(例:ゆで卵、少量ナッツ、プロテイン少量)
→ 夜間の血糖安定に有効
※ 現時点では、トリプトファン増量は不要と考えます
(まずは土台優先での対応が必須です)
【まとめ】
「食事と関係ないように見えるストレス反応」でも、実際には
血糖 × 自律神経
の連動で起きているケースは非常に多いです。
投薬治療中とのことですので、サプリメント調整については、主治医のドクターにも相談しながら進めてください。
まずは、血糖を乱さない体内環境づくりを意識して整えていきましょう。
