-FAQ-
40代女性です。
コロナ禍の約3年前、コロナ予防接種後まもなくコロナに感染し、その際に大きな口内炎ができました。
その後口内炎は完治しましたが、それ以降、舌の熱感やヒリヒリ感、左側面の痛みが続いています。
耳鼻咽喉科・口腔外科で年2回がん検診を受けていますが異常はなく、舌痛症の可能性が高いと言われています。
検査では亜鉛不足、貯蔵鉄不足を指摘され、現在はリポソーム鉄とヘム鉄のサプリを摂取しています。
血液検査では甲状腺の橋本病抗体がやや高めですが未発症です。
7年ほど前に不安神経症の治療歴はありますが、現在は投薬していません。
ピロリ菌は陰性で、脳外科・整形外科でも異常はなく、左側の首筋の張りが影響している可能性を指摘されたことがあります。
また、昨年末に大腸カメラ検査を受けて以降、しばらく便秘が続きましたが、最近は発酵食品を意識して摂取し、比較的安定しています。
コロナ予防接種後から動悸が気になることがあり、循環器内科を受診しましたが異常はありませんでした。
ただし貯蔵鉄は基準値の半分以下と言われています。
仕事柄、昼食が取れない日もあり、夜の食事だけでは鉄分が足りていない気がします。
血栓ができやすいと聞き、予防として納豆を毎日食べるようにしています。
とても丁寧にご自身の経過を振り返っておられて、大切に体と向き合ってこられたことが伝わってきます。
ここまで丁寧に検査を受けてこられていて、まず 重い疾患がしっかり否定されている ことは、とても大きな安心材料だと思います。
- ・耳鼻咽喉科/口腔外科で定期的にがん検診 → 異常なし
- ・ピロリ菌陰性
- ・脳外科・整形外科でも大きな異常なし
- ・現在、不安神経症の治療は終了し、投薬なし
これらを総合すると、「器質的な病気ではなく、舌痛症の可能性が高い」という見立ては、医学的にも妥当ではないか…と思います。
📍舌痛症について
私、先日も臨床で同じような症状の方に出会いました。
舌痛症は
- ✔ 見た目の異常がほぼない
- ✔ 検査では異常が出にくい
- ✔ 痛みやヒリヒリ感が波のように変動する
- ✔ 女性・40代以降に多い
という特徴があります。
「おそらく舌痛症」と言われている状況は、これまでの経過と非常によく一致しています。
📍左側の首筋の張りについて
左側だけ違和感がある、張る感じがあるという点も重要で、
- ・首〜顎〜舌は神経でつながっている
- ・筋緊張や姿勢、自律神経のアンバランス
- ・ストレスや感染後の神経過敏
これらが重なると、
👉 舌そのものに異常がなくても、痛みとして舌に出る
ことは珍しくないようです。
舌痛症は「舌だけの問題」ではなく、神経・筋・自律神経・栄養の総合的な疲労として捉えるのが大切です。
分子栄養学的に見ると
今まで指摘されている
は、舌痛症ではとてもよく見られます。
加えて
が不足すると、
- ✔ 神経が過敏になる
- ✔ 痛みのブレーキが効きにくくなる
- ✔ 症状が「気になったり、気にならなかったり」する
という状態になりやすいです。
📍大切なポイント
これは
- ❌ 気のせい
- ❌ 心の弱さ
ではありません。
感染・ワクチン・ストレスをきっかけに、神経と粘膜の栄養消耗が表に出ている状態と考えると、とても納得できて説明がつかのではないかと思います。
是非、一度栄養療法のクリニックで栄養解析を受けて、今のお身体の中での栄養代謝の状態を精査して、それから栄養補充をしていただくことをお勧めいたします。
コロナワクチン接種後からの不調も告知していただき、血栓を溶かす力を見るDダイマーなども一緒に測定してもらうと良いです。
ちなみにニュートライズの『日本キナーゼ』は血栓を溶解する効果に優れていますので、服用をお勧めしたいですね。
そして、鉄欠乏の改善ですが、鉄だけ摂取してもベースのタンパク質やビタミンB群なども赤血球の合成には必須です。
ですので、やはり総合的に代謝の状態を精査することをお勧めいたします。
